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" 邦楽器御使用の皆様へ "
日頃は邦楽を愛し邦楽発展・普及の為に精進努力されている邦楽人の皆様に謹んでご案内申し上げます。
現在使用しております十三弦琴、十七弦琴、三味線に対しまして近年、強力な張力で弾く傾向があります。使用する絃につきましては改良が進み、特にテトロン素材の絃は強い張力に耐える事が出来るようになりました。しかし、楽器本体は従来通りの天然素材です。従来通りの使用され方を前提として製造されております。一例としまして、十七弦の上ピン琴の場合、強い張力に耐えることは現在の構造では無理があるのではと以前より考えられていました。が、昨年 ピンの土台ごと外れるという心配しておりました事故が起こってしまいました。
使用者の皆様にお願い致します。ご使用になる場合は、従来通りの音域と絃の張力を守って、ご使用になってください。特別な高音域や強力な張力が必要な場合はその使用に耐えられる構造を持った楽器をご使用ください。
又、現在ご使用中の楽器の補強、補修、改良については、お気軽にご相談してください。親切、丁寧に対応させて頂きます。 重ねてお願い致します。皆々様の可愛い大切な楽器です。やさしく取り扱ってください。異常があればすぐに弾くのを中止し、安全を確保しながら絃を緩めて販売店にお知らせください。その時点での最善策をもって補修等対応させていただきます。私共業者も時代の流れに沿った楽器を、研究・開発していく所存でございます。以上の事柄を邦楽器業者一同、心より謹告申し上げます。
平成18年2月13日
大阪邦楽器商組合
組合長 田中 靖夫
組 合 員 一 同
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