杵屋浩基が思うこと

三味線(三絃)は、楽器の歴史からみれば有る意味、未完成なものです。演奏中に糸(絃)が伸びたり、気候によって響きが変わったりとか・・・  ですがその素朴さが、演奏者の性格、目指す音楽性を反映しとてもおもしろい楽器です。
「三味線は難しい楽器」と思いがちですが、その性格を知ってあげれば、案外「身近な楽器」なのです。

また、私たちが演奏しています長唄と言う音楽は、人間ドラマや、いろんな場所の風情や景色などを題材として作曲されています。大部分が昔(江戸時代など)に作られていますが、現代人にも十分に共感できる作品が多いとおもいます。
とにもかくにも一度、三味線や長唄のことなどお話ししましょう。